
2016.10.09
【91Days】11話+12話(終)+【91Daze】3話感想
ずっと、何があっても
やづきひより個人が運営する趣味のごった煮サイトです
もはや去年と一昨年の話ですが最近やっと覚悟を決めて7巻を開封ししみじみと幕を閉じた91Days、記憶のSignalが癒えてしまわない内に試写会のレポ書き留めておきたいと思います!
5/21(日)丸の内ピカデリー、行ってまいりました!
スクリーンには話数とともに若き日のテスタさんのドアップが写っていたのですが、お客さんの何人かはバルベロだ~!とツイートしていたらしく後に監督が「メガネで判断されてる……?(笑)」と苦笑されていました。笑
好奇心旺盛な少年、ネロとヴァンノはフラテを誘って礼拝を抜け出し、サーカスを見に行こうとするが・・・。
©91Days
ブルーレイVOL.7ジャケット裏面より文面を引用
ちっちゃいヴァンフィロかわあああ(惜しみない初恋の香り)
Day4でネロが語っていた、サーカスが街に来て「親父の金を失敬してこっそり見に行った」子供時代の話。
まだギリギリご存命だった病床のお母さんも含めてなんだか薄暗いヴァネッティ家中心のストーリーですが、ちらりとその対比のようにラグーザ家が仲睦まじく同じ教会へ礼拝に行く様子も映ってました。
幼少ネロの「金を失敬」が思った以上にダイレクト立華リツカ芸でわらう
バーで飲んでいた若かりし頃のガンゾの前に現れたヴィンセントと名乗る青年。彼はガンゾにある頼み事をする。
©91Days
ブルーレイVOL.7ジャケット裏面より文面を引用
更に昔テスタさん(20代)がボスの堅実な片腕としてファミリーの中核を担っている頃、ヴィンセントさんがファミリーに入れてくれとやって来る話。
ここで渋りに渋った挙句認めた相手が後に自分と家族を殺すことになるとは……という図ですが、何十年後にはネロにとってのアヴィリオもまた……と考えるとここもある意味対比というか因果ですね……
それにしても若テスタさんがアヴィリオそっくりすぎて登壇陣からもヴィンス気付けよ!!コールが(笑)
岸本先生「ヴィンセントはね、ちょっとねもう目が悪かったんですよ……だいぶ……」
ひたすらポテチ食ってる姿が印象的だった若オルコさんの「ラザニアでも食いに行くか!(うろおぼえ)」がDay13の踊るヒット賞
(監督「あの時代にポテトチップスがあるかちゃんと調べたんですよー」)
このキャストで20代は渋すぎないか?という審議があったそうですが全員変更なしです。笑
※試写会の段階ではところどころ止め絵だったり口パクなしだったりしていましたが、円盤ではバッチリ修正されてます!
マッドマックを倒し、ローレスへと戻る道中、高熱にうなされるネロと看病するアヴィリオ。二人の心によぎるものとは?
©91Days
ブルーレイVOL.7ジャケット裏面より文面を引用
Day4の後数日続いたであろう2人旅の道中(まだ荷馬車)、ネロが熱を出して体調を崩す話。
ブルーノさんが甲斐甲斐しく看病しようとしてくれます。瀉血で(指一本ずつ)
丁重に(……)お断りしたネロさんが最初の話の少し後、お母さんが亡くなり葬列の雨と心労で風邪をひいたフラテにガンゾさんがエッグノッグを作ってあげる……という思い出を夢に見て起きたら今度はブルーノ製エッグノッグが……
もうおわかりですねめちゃくちゃなごんだ
そしてまた2人で出発して、またDay5までの少しの間に色々あるであろう道を走っていく、徐々に暗転しながらエンドロール……という
タイトルと合わせて見るとここもすごく味わい深いというか刺さる演出でした……
今回のご登壇は声優のアヴィリオ役近藤隆さん、同じく声優のチェロット役佐藤せつじさん、監督の鏑木先生、脚本の岸本卓先生。
↓ずっと謝り倒しているせつじさん
「なんか……なんかすみません……チェロット一言もしゃべってないし映ってもなかったんですけど……」
近藤先生「ガンゾ全話出てた」
↓抽選箱の底(だいぶ危うかった)がご自身のターンで崩壊し中の紙をステージ床にブチ撒けるせつじさん
「すみません!!!ほんと……ほんとすみません……」
抽選会、なんと隣の方にサイン入り台本が当たりました!(拝ませて頂いた)
> 7巻のジャケットお披露目
見た瞬間に(あ、アンジェロだ……)と思うくらいほっとした穏やかな表情のアンジェロでありアヴィリオ、色んな解釈ができる素敵なジャケットイラストでした。
隣においてある空いたパイン缶はDay12の最後にネロが手向けたアレかな~と個人的には思ってうるっときてしまいまし……
殺し殺され、復讐の後には何も残らなかったけど、この表情を見ていると手放しに何かが救われる思いがします。
> LINEスタンプ配信決定
近藤さん「今ァ!?」会場爆笑
見事にせっかくだし出しとけ!感が爆発した今時明度彩度関係なしの超雑な(失礼)スタンプですがそこも91らしくてなんか好きです。LINE苦手なので買ってないけど
https://store.line.me/stickershop/product/1447446/ja
閉幕後に7巻予約して鏑木先生・岸本先生と握手させていただきました!
色々言葉を用意していたはずなのに素晴らしかったですううぅ……(×2)としか言えず……
このヒリヒリする91日間を生んでくださったことに、改めてイチ視聴者としていっぱいいっぱいの感謝です。
円盤にはプレミアムイベントのダイジェスト映像も収録されていますよ!
(↑引っ越し前で遠征できなかったため泣く泣くおひな先生に買ってきて頂いたパンフとステッカー)
続けて書く書く詐欺でフェードアウトの悪寒しかなかったDay1先行試写会レポ参ります!
こちらは一昨年の7月開催、登壇イベントのダイジェスト映像が円盤1巻に収録されてます。
当初地方民涙目だったんですが今回のお席はお世話になっているおひな先生こと皐月ひな先生が譲ってくださいましたありがとうございました……!
直前の予定が長引き開演5分前にロビーに飛び込むというやらかしを舌打ちで許してくれました※わたしは通路席だけど先生は真ん中席
当時のわたしにはわかりませんでしたが、上映前のスクリーンには灯りのついたラグーザ邸とコルテオの自転車。
すでにPVで話題になっていたアヴィリオの手紙開封&雷のシーンが導入部分だったんだー!と頷きつつ大スクリーンの狂気的な笑顔の迫力www
近藤さん「これゲス顔って言われますけどアヴィリオ的には生きる希望を見出した顔ですからね?!」
このアニメは主人公が自分の家族を殺したマフィアに復讐するお話ですよ~というあらすじだけが開示されていたので、開演後流れてくる幸せな家族の象徴のような回想シーンで既に震えが止まらない客席
Day1限定OPの重厚な世界観は何度見ても、仄暗~い気分になるのに先がどうなるのか期待してしまうドキドキもあってたまらないですよね……!
圧巻の存在感を放つファンゴさん。
津田さん「監督がこの1話の中で最も力を入れたのがファンゴのチ●ポジ直すシーンだそうです!監督は相~当頭イカレてます!」
近藤さん「ト書きにチ●ポジって書いてあった(笑)」
そまくん「チ●ポジ……(笑)」
江口さん「チ●ポジね~」
近藤さん「これさチ●ポジ言いすぎてあちこち映像化できないんじゃない……?」
※全部カットされました(最後の挨拶でも連発されていた)
これからものすごいことになっていきますよ!!!と興奮気味のキャスト陣に、これは先が読めないやつ!とドキワクした当時の客席でした。予想以上にヒリヒリしましたよね
度々近藤さんや監督さんがお話されていた「異能力バトルもなければ美少女もイケメンもいない、おっさんが死んで新たなおっさんが投入されるだけの、この規制のご時世にあえて禁酒法時代で煙草スパスパ酒と金と女!みたいな題材でどれだけ面白くなるのか?」という作品の“挑み”がとても胸に響いて、高級食材なんてなくても水と小麦粉だけでこんなにおいしくなるのか?!と言わしめる職人魂に、私もすごく熱くなってしまいました。
やづき「コルテオしにそうでやだ~」
おひな先生「コルテオは生きて語り継ぐ立場じゃない?」
や「あ~~やっぱそうだよね、そうだよねーファンゴさんはしにそうよね」
ひ「うんメイン2人もね」
や「やだ~」
全員しんだねおひな
なんと有志のファンの方が設定資料集の署名活動を行っておられました……!
【お知らせ】
長らくお待たせしました。
設定資料集出版を希望する署名の資料を、松竹株式会社様、株式会社朱夏様宛に提出が完了いたしました。
皆様のご協力があって無事署名を提出する事ができました。
当企画にご参加、ご協力、本当にありがとうございます。(つづき→https://t.co/wpKKMjquE3— 91設定資料集@署名活動 (@qishomei91) 2018年3月12日
(わたしも署名させていただきました!)
放送からの期間や全体的な売り上げからして厳しいのかも……と動いてくださっている方もおっしゃっているのをお見かけしましたが、実現しなくても(もちろん欲しいけれど)これだけの人がその世界観に焦がれている、という気持ちのかたまりを見える形で届けてくださるというだけでとってもありがたく、うれしい企画だなぁと感激いたしました。
91Daysに関してはこの作品から何を得たとか感動したとか、この先の人生の何かにつながるとかいうよりも「上質なエンターテインメントだった」が私の一番の感想・賛辞です。
ふらっと入った食事処で食べたオヤジさんの料理がメチャメチャおいしかった、みたいな……
同じ味はきっともう食べられないけど、また食べたいです。
Ci vediamo!
2016.09.09
【91Days】8話感想
そんなピンポイント立ち聞き>アバン
自分が本当に決意して、心からの親愛をもって贈った台詞を復讐の道具に使われたと思うと悲しい限り……
逆に考えれば、それだけ当時アンジェロの心を捕らえた言葉だからこそ使ったんでしょうけど……(いたたまれない)
2016.08.11
【91Days】5話感想・考察
これからしばらく2人旅になるのかと思ったら早いお戻りで(いま何日目なんだろう)
「何度か命を救ってやっただろう」は4話の前後にも色々あったんでしょうけどこんなにも自然な笑顔が出るようになってるブルーノさんよ……